演奏ライブラリ Recording Library

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試聴できます!CDは発売中です。
Hope and Rebirth バッハ、ヴァイス作品集第2集(acustica records)

ヴァイス作曲ロジー伯に捧げるトンボー
バッハ作曲組曲第2番ト短調BWV1007
 プレリュードアルマンドクーラントサラバンドメヌエットTUジグ
ヴァイス作曲サラバンド(ソナタ第15番より)ファンタジア ハ短調メヌエット(ソナタ第23番より)
バッハ作曲組曲第3番ト長調BWV1008
 プレリュードアルマンドクーラントサラバンドブレTUジグ


ドゥビュ作曲シャコンヌ(モーリス・オッティガー2005年作のバロック・リュートを使用)

17世紀のフランスの(あるいはフランスの影響を大きく受けた)リュート奏者の作品です。2013年5月のリサイタルの録音。

2013年ライブ録音(名古屋市電気文化会館ザ・コンサートホール)


J.S.バッハ作曲リュートのための組曲BWV995よりプレリュードジグ(モーリス・オッティガー2005年作のバロック・リュートを使用)

2013年5月のリサイタルでの演奏です。バッハの自筆譜ではト短調ですが、イ短調に移調して演奏しました。イ短調に移調することによって、ト短調ではとても不自然な和音の押さえ方が自然な形で押さえることができます。この事実からバッハはこの曲を1音低く調律されているリュートのために書いたのでは、というのが私の考えです。本当実際に1音低い「ハ短調調弦」の楽器で弾くと、ちょうどト短調になるんですが、他の曲との関係で「ニ短調調弦」ですので、イ短調で響いています。

録音は人工的な残響処理はしていません。残響はホールの残響のままです。

2013年ライブ録音(名古屋市電気文化会館ザ・コンサートホール)


試聴できます!

Moods of the Baroque Lute --- Works by Bach and Weiss Vol. 1
バロックリュート的気分 −−− バッハ、ヴァイス作品集第1集(acustica records)
http://shop.acustica-records.de/Neuerscheinungen/Moods-of-the-Baroque-Lute.html

バッハ作曲組曲第1番ハ長調BWV1007(無伴奏チェロ組曲第1番の編曲)
プレリュード
アルマンド
クーラント
サラバンド
メヌエットTU
ジグ

ヴァイス作曲組曲第34番ニ短調
プレリュード
アルマンド
クーラント
ブレ
メヌエット
サラバンド
メヌエット
ジグ

バッハ作曲組曲第4番変ロ長調BWV1010(無伴奏チェロ組曲第4番の編曲)
プレリュード
アルマンド
クーラント
サラバンド
ブレTU
ジグ


ジェイソン・テイラー作曲「4階だてのお話」(Four Stories High)(モーリス・オッティガー2005年作のバロック・リュートを使用)

1階 イニシエーション
2階 ルカのおもちゃ
3階 パズル・ピース
4階 お別れ

ジェイソン・テイラーは名古屋在住の若いアメリカ人作曲家です。室内楽やギター、フルートのための作品などを書いています。この作品は2005年の委嘱作品で、2007年のリサイタルで初演しました。ドイツのSoeren Leupoldという若いリュート奏者もこの作品を2008年に開かれるコンサートで取り上げるということで、詳細な運指を施した最終版の楽譜を送付したところです。
作品全体は柔らかい感じの中間色といったトーンで彩られています。「2階」のルカは作曲者の長男の名前。長男が誕生してこの曲がひらめいたそうです。

2007年ライブ録音(名古屋市電気文化会館ザ・コンサートホール)


 再編集!(レベルをあげ、リバーブをはずしました。会場のリバーブだけです。こっちの方がきれいですね。)(モーリス・オッティガー2005年作のバロック・リュートを使用)

ヴァイス ソナタ変ロ長調より イントロドゥツィオーネメヌエット
ヴァイス ソナタ変ロ長調より クーラントプレスト
(いずれも2007年2月23日のリサイタルのライブ録音です。イントロドゥツィオーネ、クーラント、プレストは旧録音と入れ替えました)

いずれもドレスデン写本にある曲です。プレストは,テレマンの「忠実な音楽の師」で取り上げられているので特によく知られています。ドレスデンのオリジナル写本では,この組曲になると筆跡が少し変わります。そして次の組曲になるとまたもとの筆跡に戻ります。同一人物が筆跡を変えて書いたか,他の人物によるものかは判断しかねますが,その丁寧な筆跡からは自信作であったことが伺えます。

2007年ライブ録音(名古屋市電気文化会館ザ・コンサートホール)


E.. ゴーティエ作曲  アルマンドクーラント ト短調 (モーリス・オッティガー2005年作のバロック・リュートを使用)

ドニ・ゴーティエとエヌモン・ゴーティエの作品が収められている、1672年発行の曲集からです。エヌモンは1650年代に死んでいるので、ずいぶん後になってからの出版ということになります。エヌモンの年下の従兄弟がドニですが、この二人はそれぞれ老ゴーティエ、若ゴーティエと呼ばれています。リュート奏者で有名なゴーティエ一族のナンバーワンとナンバーツーということですね。一緒の本に二人の作品が収められているわけですが、作風はかなり異なり、エヌモンは非常に叙情的なメロディラインを持っています。この2曲はそんな彼の作品の中でも極めつけの佳品です。

2007年ライブ録音(名古屋市電気文化会館ザ・コンサートホール)
(アルマンドの冒頭で携帯の音が入ってます。実は曲が始まる直前に携帯がなりだしたので、しばらく待っていたんですが、もういいだろうと思って演奏したらまた別の携帯がなったんですねぇ。)


S. L. ヴァイス (1686 - 1750)作曲 ファンタジア ハ短調 (モーリス・オッティガー2005年作のバロック・リュートを使用)
Fantasia c-minor , S. L. Weiss (Baroque lute, Maurice Ottiger 2005)

ヴァイスの曲の中でもとりわけ有名な曲です。有名すぎて最近ではあまり録音されてない?
バロック・リュートを初めて手にして弾いたのが、この曲とニ短調組曲でした。演奏用に使っている、ロンドンマニュスクリプトからの写譜の日付が1974年11月15日になっていました。この写譜、実はいまだに使っています。(笑)もちろんコピーしたものを、ですけどね。「原本」は相当変色して紙も傷んできました。
この録音は、3月に入手した新しいバロック・リュートを使っての初めての録音です。残念ながらバーゼルには満足な機材を持ってきていないので、録音はSN比があまりよくありません。ご了承下さい。安物のaudio-technica製のマイクとUSB接続のインターフェースでもって、ノートパソコンのハードディスクに録音しました。波形編集ソフトはSound Forge 7.0です。最初は近所の教会に行ってとろうかなと思いましたが、この機材ではあまり意味がないので、やめました。

2005年自宅録音


J.S. バッハ (1685 - 1750)作曲ロンド風ガヴォット(BWV1006aより)(マティアス・デュルビー1982年作のバロック・リュートを使用)Gavotte en rondeau, J. S. Bach (Baroque lute, Mathius Durby 1982)

トラベルセットで話題になっていた曲です。(笑)顛末記でも話題にしたように、この曲は何回もCMで使われています。昨年日本で行ったコンサートのライブで、ちょっとミスタッチが多い演奏ですが、トラベルセットの曲ということでとりあえずお聴き下さい。

2004年ライブ録音 (伊勢市商工会議所)


S. L. ヴァイス (1686 - 1750) 作曲 ソナタ ニ短調 (マティアス・デュルビー1982年作のバロック・リュートを使用)
Sonate in d minor, S. L. Weiss (1685 - 1750 ) (Baroque lute, Mathius Durby 1982)

ギャラントな味わいの深い曲です。ロンドン写本にある,1717年とか1719年などの作曲年記入がある組曲あたりとくらべるとずいぶん異なったスタイルです。ヴァイスが世の中の作曲スタイルの変遷にあわせて,常に最新のスタイルで作曲していたことは大変興味深いことです。もっともこれらがシルヴィウスの手ではない可能性もありますが・・・
なお,この「ソナタ」は2つの組曲の「いいとこどり」です。アルマンド,クーラント,メヌエットがドレスデン写本から,アンダンテ,プレストがモスクワ写本からのものです。

2004年ライブ録音(エジンバラ市セントメアリー大聖堂。録音状態やや不良,環境ノイズあり)

アルマンドAllemande クーラントCourante アンダンテAndante メヌエットMenutet プレストPrest


S. L. ヴァイス (1686 - 1750) 作曲 組曲変ロ長調より (モーリス・オッティガー2005年作のバロック・リュートを使用)
from Suite in B flat major, S. L. Weiss (Baroque lute, Maurice Ottiger 2005)

ドレスデン写本にある組曲です。プレストは,テレマンの忠実な音楽の師で取り上げられているので特によく知られています。ドレスデンのオリジナル写本では,この組曲になると筆跡が少し変わります。そして次の組曲になるとまたもとの筆跡に戻ります。同一人物が筆跡を変えて書いたか,他の人物によるものかは判断しかねますが,その丁寧な筆跡からは自信作であったことが伺えます。

2007年ライブ録音(名古屋市電気文化会館ザ・コンサートホール)
クーラントCourante プレストPrest


F. カッティング (16世紀後半〜17世紀前半)作曲 ガリヤード (マティアス・デュルビー1985年作のルネサンス・リュートを使用)
A galliard, F Cutting (late 16th century - early 17th century) (Renaissance lute, Mathius Durby 1985)

カッティングは,17世紀前半にイギリスで活躍したリュート奏者です。同時代人に,ダウランドやモーレーなどの大家がいるため,少し陰に隠れてしまう存在ですが,何曲か佳品を残しています。ガリヤードというのは当時大変もてはやされた舞曲で,ゆったりめの3拍子の曲です。本曲はグラスゴー大学図書館にあるEuing Lute Bookと呼ばれる写本からのものです。

2004年ライブ録音(エジンバラ市セントマリー大聖堂。録音状態はよくありません)


J. S. バッハ (1685 - 1750) 作曲 組曲ハ長調 BWV1007 (マティアス・デュルビー1982年作のバロック・リュートを使用)
Suite in C major (BWV1007), J. S. Bach (1685 - 1750) (Baroque lute, Mathius Durby 1982)

無伴奏チェロのための組曲がオリジナルです。編曲は私自身で行いました。バッハの無伴奏チェロのための組曲は全部で6曲ありますが,そのどれもがリュートのソノリティに大変マッチして,まるでオリジナルのリュート曲であるかのように響きます。実際,チェロ組曲の第5番と同じ曲がリュート組曲として存在していますし,ひょっとしたら他の曲も元はリュートの曲であったのかもしれません。

2003年ライブ録音(名古屋市熱田文化小劇場)

前奏曲Prelude アルマンドAllemand クーラントCourant  サラバンドSaraband メヌエットMenuet ジグGigue  


S. L. ヴァイス (1686 - 1750) 作曲 アルマンド 嬰へ短調  (マティアス・デュルビー1982年作のバロック・リュートを使用)
Allemand in f sharp minor, S. L. Weiss (1686 - 1750) (Baroque lute, Mathius Durby 1982)

バッハと同時代のリュートの大家ヴァイスの作品です。彼の作品は親しみやすいメロディを持ちながら,リュート独特の非常に深い味わいを持った作風で知られています。本曲は演奏時間が30分を超える「ソナタ」の冒頭の曲で,ゆったりとした流れの中に時折見せる深い陰影が印象的な曲です。後年のソナタ形式を思わせる構造を持った,非常に高度な技術が要求される作品。

2003年ライブ録音。(名古屋市熱田文化小劇場)


S. L. ヴァイス (1686 - 1750) 作曲 クーラント 嬰へ短調 (マティアス・デュルビー1982年作のバロック・リュートを使用
Courant in f sharp minor, S. L. Weiss (1686 - 1750) (Baroque lute, Mathius Durby 1982)

上のソナタの第2曲目です。クーラントというのは,もっともよく知られたバロック時代の舞曲のひとつで,流れるような感じの軽快な曲です。本曲も第一曲目のアルマンドと同様,ソナタ形式的なスタイルで作られ,クーラント舞曲としては極めて異例の大規模な構成を持った作品です。

2003年ライブ録音(名古屋市熱田文化小劇場)


なつのうた Natunouta (自作 original) (マティアス・デュルビー1985年作のルネサンス・リュートを使用 Renainssance lute, Mathius Durby 1985)

ぜんぜんルネサンスしていない曲です。(笑)こういう甘ったるい曲ポップスもときどきコンサートで演奏します。こんなのばかりでひとつのコンサートをやってもいいかな。この曲は上海,福州のコンサートでも演奏しましたが,中国のひとたちにはこの曲が一番受けました。

2000年ライブ録音(三重県関町馬子唄会館)


作者不詳 シチリアーナ Siciliana, anonymous (マティアス・デュルビー1985年作のルネサンス・リュートを使用 Renainssance lute, Mathius Durby 1985)

何年か前にテレビのCMで使われていた曲です。レスピーギもオーケストラ曲にアレンジしていて,この曲が実はもっとも知られたリュート曲と言えるのかもしれません。

2000年ライブ録音(三重県関町馬子唄会館)